2019/12/23 14:30:00
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骨盤ガードルの効果や種類を徹底解説!
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2019-05-20 17:26:00
骨盤は上半身と下半身をつなぐ役割を持つ、大切な部位。
女性は男性に比べて柔軟性に優れた骨盤を持つため、骨盤が歪みやすい特徴があります。
しかし、女性特有の性質だとしても、歪み知らずのきれいなボディラインをキープしている人はたくさんいますよね。
そこで今回は、骨盤が歪んでしまう原因やその症状について詳しくまとめました。
骨盤の歪みを改善して、悩み知らずの美しいボディをキープしましょう。
骨盤の歪みは大きく分けて3つのパターンに分類でき、歪み方によって出てくる症状もさまざまです。まずは、骨盤の歪み方について見ていきましょう。
パターン1:反るタイプ
骨盤が背骨や大腿骨よりも前に出っ張る状態は、骨盤が反っている状態です。
骨盤はS字カーブの背骨を最下部で支えていますが、反ることで背骨のS字ラインが乱れやすくなります。
パターン2:左右に開くタイプ
骨盤下部が開いて四角型に近づいた状態は、骨盤が左右に開いた状態です。
骨盤は本来、ハートマークのように上部が広く、下部がすぼんだ形をしています。骨盤が左右に開くと、引っ張られるように大腿骨も左右へ開いていきます。
パターン3:前後や上下にずれるタイプ
骨盤が前傾・後傾したり、左右の高さに違いが出ると、骨盤が前後や上下にずれている状態です。骨盤がねじれたような状態になりやすく、上半身や下半身など広い範囲に症状が出るでしょう。
骨盤の歪みは、必ずしも骨盤周辺に症状が発生するとはかぎりません。
以下では、骨盤の歪みが原因となって発生しやすい症状をまとめました。
・腰痛
・妊娠中または出産後の腰痛
・股関節の痛み
・片足に重心がかかったときの痛み
・ぽっこりお腹などボディラインの乱れ(お尻が出っ張る・四角くなる、O脚になる、くびれの位置が左右でずれる、太ももが太くなる)
・冷えやむくみ
骨盤が歪むと、痛みがともなう症状が出るだけでなく外見や健康にも悪影響があるようです。
次は、なぜ骨盤が歪んでしまうのか、その原因について見ていきましょう。
骨盤が歪んでしまう原因には、日常的に行っている以下のような行動が挙げられます。
・悪い姿勢の維持(猫背、もたれ座り、頬杖)
・座っているときに脚を組む
・横向きで寝る
・片側の奥歯ばかりで食べ物を噛む
・片側の肩もしくは腕ばかりに鞄をかける
・高いヒールの靴を履く
このほか、妊娠・出産により骨盤が歪んでしまうケースも考えられます。
妊娠中はお腹が大きくなるにつれて身体のバランスが崩れるため、結果として骨盤が反りやすくなります。
また、出産時は骨盤が左右に大きく開きますが、出産後に正しい姿勢や生活習慣をキープできないと開いた骨盤を元に戻すことが困難です。
歪んだ骨盤を放っておくと身体のバランスが崩れやすく、さまざまな部位に異常をきたしてしまうでしょう。
慢性的な腰痛や痩せないぽっこりお腹に悩んでいる人は、この機会に骨盤の歪みを疑ってみてください。
骨盤の歪みからくる症状に悩んでいる方は、次で改善方法を身につけていきましょう。
歪んだ骨盤に効果的な改善方法を歪みのパターン別にご紹介します。自宅ですぐに実践できるものばかりなので、骨盤の歪みに悩んでいる方はぜひ試してみましょう。
・反っているパターンの改善方法
猫背の姿勢や高いヒールの靴を履くことは、骨盤が反って歪んでしまう主な原因と言えます。
イスに座る際は座骨、肩、耳たぶが一直線になるように真っ直ぐな姿勢を意識し、背もたれに寄りかからないよう注意しましょう。
反ってしまった骨盤を整えるには、お尻上げのエクササイズが効果的です。
【お尻上げの方法】
1.仰向けの状態で両膝を立て、かかとはややお尻側に引き寄せる
2.両手を身体の横(自然な位置)に広げる
3.お尻を上げて肩から膝が真っ直ぐになるように5秒間キープする
4.床につくぎりぎりの高さまでゆっくりとお尻を下ろし、(3)を繰り返す
回数の目安:
5回×3セット
良くなりやすい症状:
腰痛、ぽっこりお腹、出っ尻、背骨の歪み、猫背 など
・左右に開いているパターンの改善方法
骨盤左右の筋肉が衰えることで、骨盤は外側に開きやすくなります。筋肉を刺激できるエクササイズを定期的に行って、骨盤の開きを抑制しましょう。
【ねじりのポーズの方法】
1.あぐらをかく
2.右足で左の太ももをまたぐ
3背筋を伸ばして胸を張る
4.左ひじを右膝に当て、息を吐きながらゆっくりと上半身を右側にねじる
5.骨盤横の筋肉への刺激を意識して30秒間キープする
6.左側も同じように行う
回数の目安:
左右3セット
良くなりやすい症状:
腰やお尻周辺のだるさ、腰痛、お尻のたるみ、お尻の変形(四角)、O脚 など
・前後・上下にずれているパターンの改善方法
身体の片側に重心をかけたり、力がかかることで骨盤は前後・上下にずれやすくなります。
脚組みや頬杖をしないよう意識し、鞄は片方の肩ばかりにかけないように工夫することが大切です。
ずれてしまった骨盤を整えるには、骨盤の上下左右にある筋肉へ刺激を与えられるようなエクササイズが効果的です。
【半月のポーズの方法】
1.脚を肩幅に開き、右足を外側に向ける
2.上半身を右側へ倒して右手を床につけ、左足を真っ直ぐ左側へ上げていく
3.頭から左足にかけて床と平行になるように姿勢を整え、左手を真上に伸ばす
4.姿勢を30秒間キープする
5.反対側も同じように行う
回数の目安:
左右3セット
良くなりやすい症状:
腰痛、お尻のたるみ、くびれの位置のずれ、姿勢の悪さ、肩こり、血行不良、太もも太り
■まとめ
・骨盤の歪みは「反り」「開き」「ずれ」の3パターン
・骨盤が原因の症状は「痛む」「太る」「背骨が歪む」など身体のあらゆる部分に
・骨盤の歪みの原因は生活習慣や癖、妊娠・出産
・骨盤の歪みの改善方法は「正しい姿勢」「均等な重心」「簡単なストレッチ」を心がけることが効果的
骨盤は、日々の姿勢を気を付けるだけでも最適な形をキープしやすくなります。
美容や健康に悪影響を及ぼしやすい骨盤の歪みに高い意識を持って、この機会に身体のトータルバランスを見直してみましょう。